補色とは?
正反対に位置する関係の色の組合せ。
補色同士の色の組み合わせは、互いの色を引き立て合う相乗効果があり、これは「補色調和」といわれる。
引用:Wikipedia
僕たちの生活の中にも補色の効果は使われていて、
病院などの外科手術室では、内装や手術着を薄い緑色にすることで、赤(血液の色)の残像である緑色を消去することが可能となる。
逆の例では、牛乳パックの白を基調としたパッケージに青色を用いることで、青の残像であるクリーム色が現出。「濃い牛乳」というイメージを消費者に与えることが可能となる。
引用: Wikipedia
自分の髪の特徴を知ろう!
美容室でカラーをして、数週間後。
「色が抜けてきたなー、、」
っとその時!髪色はどうなっていますか?
地毛が黒髪の日本人の場合
- 赤味が出るケース。(6トーン〜9トーンくらいの明るさ)
- オレンジ味が出るケース。(9トーン〜12トーンくらいの明るさ)
- 黄色に抜けるケース。(12トーン以上くらいの明るさ)
のいずれかに該当するのではないでしょうか?
美容師はカラーリングをする際、
希望の色味+今の髪色の補色=仕上がりの髪色
を考えてカラー剤を調合します。
「市販のカラー剤で染めたら、思った通りの色にならなかった。。。」
この原因は、髪の状態に合わせて色を作れないことが大きく関わっています。
解決方法!
赤味の出る方の場合
赤の補色は緑。
ヘアカラーでいうとマットやオリーブと評される色です。
オレンジ味が出る方の場合
オレンジの補色は青。
ヘアカラーでいうとアッシュやブルージュと評される色です。
黄色に抜ける方の場合
黄色の補色は紫。
ヘアカラーでいうとヴァイオレッドやラベンダーと評される色です。
このような補色の効果を応用した色味で染める、もしくは足して染めることでイメージに近づけたり、抜ける時の色味までをコントロールします。
まとめ
透明感のあるカラー、外国人風、ブリーチカラーなどはもちろん
色味や明るさ問わず、カラーリング全般でこの補色の効果はとても大切です。
料理で出汁や隠し味やスパイスを効かせるように、少しのレシピの違いが仕上がりを大きく変えます。
最後に
抜けづらい、もしくは抜けても綺麗なカラーを目指す方は
一定期間、同じカラーリングを続けることを僕は推奨しています。
ご相談ください!