いつからでしょうか?オーガニックという言葉を聞くようになったのは。
オーガニック製品の市場規模はここ10年右肩上がりです。
そんな中びっくりなニュースが!!!
有機栽培の植物を使った米国発祥の化粧品ブランド「ジョンマスターオーガニック」が、国内で販売している全商品の4割にあたる38商品121万個を自主回収していることが3日、わかった。「植物由来100%」を売りにしていたが、実際にはシリコーンなどの化合物が入っていた。健康被害の報告はないという。
引用元:朝日新聞デジタル
ジョ、ジョンマスターが。。。
成分虚偽??
リコールというやつです。
現在製品ラベルの補正を行い、製品回収などの対応を進めております。
商品を回収して、
中身はそのまま、ラベル表示を訂正して商品交換しますよー
ということらしい。。。
んー???
この騒動はあくまで内容成分の虚偽表示が問題ですが、、、
そもそもオーガニックって?
オーガニックとは?
オーガニック【organic】
有機栽培、有機農業。また、その農産物。広く、畜産品を含めた生産物。

コスメなどはこれには該当せず、日本にはオーガニックコスメの規格を定める認定機関はありません。
(世界にはヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど沢山の国や地域でそれぞれの規定のオーガニック認定機関があり、厳しい規定が定められています。)
日本においては、植物由来の原料を1%でも配合していれば、オーガニックです。
髪に使うものでも、
シャンプー剤、スタイリング剤をはじめカラー剤などありますが、
100%オーガニックでない限り、
化学成分、アルコール、界面活性剤などは少なからず入っております。
海外規定の厳しい基準をクリアしたオーガニックもあれば、
メーカー独自の基準で作られたオーガニックもあるわけです。
オーガニック=肌に優しい。
オーガニック=無添加。
オーガニック=安全。
というわけではありません。
まとめ
言葉に惑わされずに、どのような成分が使われているのか?何が自分にとっていいモノなのか?
正しい知識で把握した上でオーガニックを上手に取り入れていきたいものですね。
肌の弱い方、髪のお悩みがある方は特に。
鉱物油にしてもシリコンにしても色々と良い悪い言われますが、
正しい情報を選別したいものです。
美容師はやっぱりケミカル(化学)が詳しくないと、オーガニックも詳しくなれませんし、
良いも悪いも正しく判断できませんね。。。
でも、
表示成分と中身が違ったらどうしようもないですがねwww
僕はオーガニック好きです。
ご参考に。