明けましておめでとうございます!
担当させて頂いている皆様!読者の皆様!
本年もよろしくお願いいたします!!!
担当させて頂いている方々には、近々重要なお知らせがございますので、
是非とも随時ブログをチェックしていただけると幸いです。
2018年一発目!!!
タイトルがいろんな要素が盛り込まれすぎてゴチャゴチャしとりますが、
縮毛矯正毛の妊婦さんにバレイヤージュでブリーチカラーしてみました!
妊娠中のカラーリングについて
まず『妊娠中に髪を染めるのってどうなの!?』
という問題。
『薬剤が胎児に悪影響を及ぼさないか?』
多くの妊婦さんにご相談を受けます。
結論から言うと、
頭皮から薬剤の成分が浸透して、お腹の赤ちゃんに影響が出る。などの不安要素は
医学的な根拠はないようです。(実際のところ気にせず染める方が多いです。)
しかし、考え方や認識は人それぞれ違いますので担当医にご相談の上、ご自身の判断で
心身ともに良好な状態で臨むのがベストである。としか美容師の立場では言えません。
妊娠中は体調面やホルモンバランスが通常時と異なるため、普段はカラー剤等がしみない方でもしみたりする場合や、匂いで気分が悪くなったり、シャンプー時に仰向けの体勢がきつかったり
個人差はありますが、事前に考慮しておきましょう。
美容室を予約する際に妊娠中であることを事前に伝えていただけると、
美容室側も最大限の対応ができますので、必ずご相談ください!
妊娠9ヶ月のTさん。
出産直前の最後のメンテナンスです。
ご要望は
- 産後のお手入れを楽にしたい。
- 伸びても根元が気にならないようにしたい。
- でもハイトーンのデザインカラーにしたい。
産後は子育てに追われて、髪をお手入れする時間がなかったり、しばらく美容室に来れないかも。
なんてお悩みが出てきますよねー。
事前にメールでやり取りをさせて頂いた上で、カウンセリング。
今回の作戦は
- ながーい髪を結べる長さを残して、肩くらいにバッサリ切る!
- 伸びてもプリンが気にならないように、根元を暗く染めてバレーヤージュでブリーチカラー!
しかしTさんの髪は最大の問題、縮毛矯正の履歴がある。。。
縮毛矯正毛にブリーチをする
縮毛矯正とブリーチは美容室の施術の中で髪にダメージが加わる2トップなので、相性は最悪です。
基本僕はオススメしません!
今回はどうしてもということだったのでリスクをご説明した上での施術となりました。
最悪の場合、チリチリになっちゃったり、毛が切れちゃったりしますんで。。。
(事前のやり取り↓)
(そうなんです。コスメであっても、高温のアイロンで癖を伸ばすとタンパク質変性を起こしているはずで、ダメージリスクがあります。)
細心の注意を払います!
バッサリ切ったことで少しだけダメージオフできた上で
乾いた状態、濡れた状態をみて、
(これならなんとかイケるハズ。。。)
施術開始!
バレイヤージュカラー
フランス語で「ほうきで掃く」という意味。
ここ数年で認知度が高まり人気のカラー技法です!
今回はTOKIOトリートメントの同時進行で毛髪強度を高めながら
まずバレイヤージュでブリーチをしていきます。
髪が意外と丈夫で心配とは裏腹に
(本当にヤバい時はブリーチを塗布した瞬間にわかります。。。)
問題なくブリーチの工程が終わりホッとしました。
最後にもう一度上からカラーを重ねます!
完成!
根元を6トーン設定で暗くしたので、全体はハイトーンですが
しばらく根元は気にならないでしょう!
ブリーチ部分は褪色が早いのでこちらの使用をオススメしました!
長い髪もバッサリ切ったので、シャンプーも乾かすのも時短できるでしょう!
手をかけられない間は結んでしまいましょう!
所要時間:3時間30分
妊婦さんでなくてもなかなかタフな施術です。
妊婦さんには正直オススメできません。。。
お疲れ様でした!