先日、専門学校時代の友人の結婚式があり出席してきました!
最寄駅について、とりあえずの一服している時にふと
(結婚式をフィルムカメラで撮ったら、きっと面白いよなー)
と突如思い、手ぶらでスマホと財布だけ持ってきた自分に後悔。
そこで思い出したのが
『写ルンです』!!!
昔は遠足、旅行など思い出を『写ルンです』で収めたものです。
すぐさまコンビニで調達して、会場に向かいました。
一周回って今、『写ルンです』がアツイ!?
恐らく今30歳オーバーくらいの方には、とても懐かしい
昔、遠足や旅行で当たり前に使っていた『写ルンです』。
ここ数年は若い世代の人たちがあえて『写ルンです』を使って撮るのが流行。
スマホで綺麗な写真が撮れちゃう今だからこそ、
フィルム独特の風合い、粒子の荒さが『エモい』写真『ノスタルジック』な雰囲気で新鮮に感じさせてくれます。
SNSで『#写ルンです』で検索すると、538K(2018.10現在)ヒットしました。
写真家の奥山由之さんやクリエイターの箭内道彦さんなどは
『写ルンです』を使って写真を撮ることで有名ですが、フィルムの独特の質感がたまらなくいいですよね。
(この写真集はポラロイド)
スマホカメラが高性能になればなるほど、綺麗に鮮明に撮れることがアベレージ化して、
逆にフィルム独特の荒さ・質感が、味となりニッチで新鮮に感じる。
結婚式の場合
必ずプロのカメラマンさんがいてデジタルの一眼で、大切な瞬間を収めていますし、
よほどカメラ好きじゃない限り、出席する人のほとんどはスマホで撮ることでしょう。
結婚式に『写ルンです』を持ってくる人なんてそうそういないでしょう。
だから差別化を図れるのは間違いないっ。
(1人写ルンですで撮っていてちょっと恥ずかしかったけど、、、)
フィルムは現像に出して、上がってくるまでどんな出来かわからないのでドキドキワクワクです。
写ルンです VS iPhone (スマホカメラ) スペック比較
はじめにスペックを比較してみます。
今回使ったのはこれ
『FUJIFILM シンプルエース』
写ルンです
<シンプルエース>
ISO 400 / 35mmフィルム
f=32mm F=10
シャッタースピード 1/140秒
撮影距離範囲 1m~無限遠
焦点距離f=32mmの広角で、絞りF10と絞られた設定で
ピントの合う距離が1m以上離れていれば何も考えずシャッターを切ればいい使い勝手の良さ。
露出値もISO400、F10、1/140秒の固定で、直感的に撮れちゃう実はかなりの優れものです。
iPhone
<iPhone7> (僕はコレ)
・1200万画素 ・F=1.8
<iPhone8>
・1200万画素(広角) ・F=1.8
・最大5倍デジタルズーム
<iPhoneX>
・1200万画素(広角)・F=1.8
・1200万画素(望遠) ・F=2.4
・最大10倍デジタルズーム
昨今のスマホカメラは、下手に一眼で撮るよりもいい感じに撮れちゃったりするくらいの高性能です。
ちょっと前は、旅先などにコンパクトデジタルカメラを持っていったものですが
今はスマホだけで十分です。
仕上がり
翌日さっそく現像に。
写ルンですをデータ化。
1時間後、
現像から上がってインデックスをみて、大失敗に気がつきます。。。
「露出アンダーになりすぎて写り悪っー、ちゃんと写ってるの少なーいっ」
そうです。仕上がるまで失敗がわからないフィルムの大失敗。
しかも友人の結婚式という大切な時に、やってしまいました。。。
式は夜に行われ、室内。
その状況下で、
写ルンですを使うのが久しぶりすぎて、フラッシュを使い忘れる。
という凡ミスを。。。自分を恨みます。
でも何枚かフィルムらしい写真が撮れたので、ちょっと救われました。
(トリミングして部分的に載せます)
まとめ
綺麗に鮮明な写真を残すのもいいですが、
あえて鮮明すぎない写真を残すこともいいんじゃないかと僕は思います。
後から振り返った時に、より記憶の中の思い出が鮮明に蘇るような気がします。
デジタルよりもフィルムの方が
その時、その場の空気、温度を取り込んで焼き付けているような気がします。
まあ、失敗してもみんなが撮った写真のデータを送り合えばいいわけですから!
おめでとう!
お二人の前途を祝し、ご多幸をお祈り申し上げます!
とてもいい式だった!